|
|
 |
|
アークス、ロケ誘致ソフトを立命館大学と共同開発
|
| ソフトウェア開発などを手がけるアークス(京都府京都市、山下義弘社長、075・315・8966)は、映画製作者向けロケ候補地PRソフトを立命館大学アート・リサーチセンター(京都府京都市、神林恒道センター長、075・465・1111)と共同開発。「MILSS(Mobile Interactive Location Search System)」と名付け、3月15日から本格的に販売を開始する。「立命館大学政策科学部の細井浩一教授から、教授の研究室で開発した映像製作者向け画像登録データベースを活用して、地域の産業と文化振興に貢献できるものをつくりたいという話がありました。それが、MILSS開発のきっかけです」と同社の山下義弘社長は話す。同社では、地域振興を目的に、全国で86団体以上のフィルムコミッションが設立されていることに着目。細井教授が開発したデータベースと自社の教育プラットフォーム技術を応用し、各地域のフィルムコミッションや自治体が、手軽に地域のロケーションをPRできるソフトの共同開発に着手したという。「映画やテレビのロケを誘致すれば、地域の活性化につながります。ただ、難しいのは、どうやって地域の文化やロケーションを、映像製作者にアピールするのか、という点です。また、ロケ誘致による地域振興には、各自治体や団体だけでなく、地域住民の参加が不可欠。MILSSを利用すれば、直接、映像製作者に向けてアピールができて、多くの地域住民の参加が可能になります」(山下社長)。 | | MILSSの仕組みは、こうなっている。自治体やフィルムコミッションはMILSSを導入し、専用HPを開設。ロケ誘致に協力する地域住民は、事前に自分のカメラ付きGPS機能対応携帯電話を専用HPに登録する。登録した携帯電話で、地域の優れたロケーションを撮影。携帯電話から画像を専用サーバーに送信すると、携帯電話のGPS機能から自動で撮影場所が割り出され、画像情報がサーバー内にデータベース化される。画像は、位置情報と共に、専用ホームページの地図上に表示されるという。映像製作者は、MILSSのサイトにアクセス。キーワード検索をすれば、データベース化された各地域のロケ候補地の画像や情報を簡単に見ることができる。「各自治体間や団体間で、データベースを共有することも可能です。現時点でMILSSに対応しているGPS機能付きの携帯電話は、Javaアプリ対応のau2機種とdocomo1機種のみです。もちろん、順次、対応機種は増やしていく予定です。最終的には、全ての携帯キャリアに対応できるシステムを目指しています。まずは、販売代理店を獲得し、販路を開拓したい」と山下社長は語る。MILSSの販売価格は、ソフトのインストールなど、システム構築費のみで約150〜200万円。その他に、導入する自治体や団体によって、サーバー購入費などが別途必要になるという。初年度5000万円の売り上げを目指す。 |
| SI Edit 2006/03/15 |
|
|
|
|
|